
シチリア島北東部エトナ近郊でブドウ栽培を行うムルゴ。ワイン造りの歴史は古く1800年代に遡ります。火山性土壌とエトナ山麓の冷涼な気候を生かした個性あるワインが造られています。
早摘みしたブドウを軽くプレス。発酵は16-18度で行い、その後8ヶ月タンクで保存の間にマロラクティック発酵。2次発酵は2ヶ月14度に温度管理。その後24ヶ月熟成させ、デコルジュマン。
この地域の土着品種、ネレッロ マスカレーゼ種から造られた瓶内二次発酵のスプマンテ。白い花の繊細な香りとわずかに感じるトースト香、生き生きとした酸味が豊かで、余韻もながいドライな味わい。 ~輸入元HPより~
カターニャから北に10KMほど、エトナ山の西側の麓の街にあるムルゴ、40年ほど前に外交官として活躍していたムルゴ男爵によって創業され、その親族を中心に運営されています。ボトルのイメージ通り、瓶内二次発酵のクラシックなしっかりとした味わい。スプマンテと言うと北イタリアのイメージが強いのですが、シチリアはさすが、スプマンテを造っても素晴らしい物ができるのだなと感心させられます。